何かを手伝ってもらった時、どうする?

あなたが、誰かを手伝ってあげて、そのお礼に
「すみません」と言われた場合と、「ありがとう」と言われた場合と
どちらがうれしいですか?

もちろん「ありがとう」ですね。

 

退職

 

ですので、何かを手伝ってもらった時には、まず素直に
「ありがとう」と
言いましょう。

でも、なぜ人々は私も含めて、感謝を表す際に時々
「すみません」と
言ってしまうのでしょうか?

それは一つは、あなたが私のためにしていただいた事に対して、
「何のお礼も出来ずすみません」という気持ちから「すみません」
となった事に由来すると思います。

もう一つは、「あなたに手間を取らせてしまって申し訳ない」
という謝罪の意味が含まれる場合があるのではないかと思います。

さあ、もう少し「すみません」と「ありがとう」について考えて見ましょう。

すみません

「すみません」の語源・由来は、「相手に対して失礼なことをしてしまい、
このままでは自分の心が澄みきらないこと」を表しているとの事です。
(澄みきらない=気持ちがおさまらない
澄むと、済むは、同じ起源の言葉)

「すみません」の用法としては
1.謝罪
2.呼びかけ
3.感謝
4.その他いろいろ。

このように「すみません」は、いろいろな意味のある万用語です。
笑い話ではありませんが、日本に来たある外国人は「すみません」だけで
一日過ごしたという話があります。

また日本人でも口癖のように、「すみません」を連発している人がいますが、
もう少し使い方に気を付けた方が良いのでは、ないでしょうか?

ありがとう

「ありがとう」の語源・由来は、「有り難し」の語尾が
変化して「有り難い」となった言葉で、
「有り難し」の意味としては、漢字の意味そのままに、
滅多にない、珍しく貴重。

これが、仏教での仏の慈悲は貴重で得難いものを自分は得ているとのことから、
宗教的な感謝の気持ちを言うようになり、
それが一般にも広がったとの事です。

松下幸之助氏は
「ありがとう」と言う方は何気なくても、
言われる方はうれしい。
「ありがとう」これをもっと
素直に言い合おう。

詩人の相田みつを氏は、
ありがとうは魔法の言葉。
唱えると、幸せの神様がやってくる。

ユダヤの格言には、
「ありがとう」という言葉は、
ポケットにしまっていてはいけません。

「ありがとう」は、言った方も、それを聞いた方も、何か幸せに
なれる不思議な言葉ですね。

すみません と ありがとう

しかし、注意したいのは少し複雑になりますが、
簡単なことを手伝ってもらった場合の感謝の気持ちは
「ありがとう」で良いのですが、
私が何か失敗をして、その失敗の後片付けを友人が長時間にわたって
手伝ってくれた場合は、単に「ありがとう」では
友人に対してある意味失礼な言い方に
なるかと思います。

このような場合には、単なる感謝だけでなく、
失敗した自分の反省の意味を含めて
「すみません」という単語を入れた感謝の言葉が
ベストだと思います。

でも基本的に感謝の気持ちは
「ありがとう」です。

皆さんも、明日からもっと素直な気持ちで
「ありがとう」と言ってみて下さい。

何かが変わるかも知れません。
「ありがとう」は魔法の言葉なのですから・・・。

稼げるようになっても、ありがとうの感謝の気持ちが
いつまで経っても大事です。



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