失敗をなくすための簡単な方法
最近の若い世代の人たちは失敗を
極端に恐れる傾向があるといいます。
ただ、失敗が怖いというのは人の性であり、
本音の部分だと思います。
私は決して若い世代ではありませんが、
失敗が怖い気持ちは痛いほどわかります。
しかし、失敗を恐れることは成功を求める上では、
極めて非効果的であることは言うまでもありません。
失敗を恐れるデメリット
過度に失敗を恐れることは、
失敗を避けようとすることにつながります。
失敗が怖いから失敗を避ける。
失敗を避けるために、行動を避ける。
言われたことしかしない。
人のせいにして、責任逃れをする。
責任のかかることをしない。
失敗を避けようとこれらのことを繰り返したとしても、
失敗の対極にある成功には一歩も近づけません。
つまり、失敗を避けようとするマインドは、
成功を遠ざけていることにつながるのです。
しかし、
失敗を避ける⇒成功から遠のく
と言われると、どこか違和感が湧いてくるはずです。
失敗を避けて、失敗の数が減っているはずなのに、
なぜ成功に近づかないのでしょうか???
失敗から避けるのではなく、向き合う
先ほどの疑問が沸く人は、根本的に失敗というものを
間違えて捉えているように思います。
失敗というのは、
良くないこと、劣っていること、欠陥やミスが露呈されたときに使う言葉です。
つまり、同じ能力の人物が2人いて、
一方が失敗を避ける選択をし、一方が失敗をしたとしても、
二人の能力は同じ、というわけです。
つまり、失敗を避けるということは自分が劣っているということを
周囲、もしくは自分自身から隠していることに過ぎないのです。
あなたがいくら器用に失敗を避けようが、
あなたは決して優れた人ということにはなりません。
なぜなら、優れた人というのは成功をしする人のことを言うのですから。
失敗をなくすための簡単な方法
さて、私はこの記事のタイトルに
「失敗をなくすための簡単な方法」と書きました。
ここで注意して欲しいのは、
“失敗をなくす”=“失敗を避ける”
という意味ではないということです。
失敗を避け、自分の能力の無さが露呈されないように生き、
自らを成功から遠ざける方法とは違い、
今から紹介する、“失敗をなくす方法”は
多くの人が恐れる失敗をなくし、
なおかつ成功に近づく方法です。
この方法は簡単です。
“失敗”の価値観を変えることです。
失敗を負のイメージではなく、ポジティブにとらえる。
「次成功するためのヒント」と捉えるのです。
自分が今どのくらいのことができて、
次成功するために何が必要か
というのは失敗からしか学べません。
その貴重な失敗をおそれずに向き合うことができません。
その失敗はもう、失敗ではなく成功のための
尊い布石に過ぎません。
気づけば、あなたが失敗と捉えていたものは、
失敗ではなくなっていることでしょう。
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