前向きになる魔法の言葉
私たちが常に使っている言葉、『日本語』の中には
【順接】と【逆接】という言葉があります。
順接とは主に
『そうすると』
『だったら』
『それじゃあ』
のような言葉です。
逆接とは主に
『けれど』
『しかし』
『でも』
のような言葉です。
このように、順接は肯定的であり、
逆接は否定的な印象を与えます。
私たちは普段の会話の中で、
これらの言葉を無意識に使っていますが、
言葉の選び方によっては、
その内容の印象をガラリと変えてしまうことに
みなさんはお気付きでしょうか?
逆接のあとはネガティブな言葉しか続かない
周りで日頃から『でも』や『しかし』と言う言葉が
口癖になっている人はいませんか?
その人が発する言葉をよく思い出してみてください。
『でも』の後には必ずネガティブな言葉が続きませんか?
例えば仕事で、
「今月は営業成績、順調だね。」
と褒められたとします。
それに対して、
「ありがとうございます。
でも、一番重点項目になっている商品が売れないんです。」
と、一見、謙遜しているようにも見えますが、
『でも』を使ってしまうことで、
後に続く言葉が否定的になっています。
これでは、褒めた方も気持ちよくありませんし、
褒められた方も気分が上がりません。
では、一体どうすれば良いのか。
順接の言葉を使って、前向きな発言をする
『でも』の代わりに『それじゃあ』などの
順接の言葉を使うようにしましょう。
例えば先ほどの例にしても、
「ありがとうございます。
それじゃあ、一番重点項目になっている商品が売れないんです。」
とは、なりませんよね。
『それじゃあ』を付けることによって、後に続く言葉が、
「それじゃあ、来月も頑張りますね。」ですとか、
「それじゃあ、今月は1番を狙ってみます。」
などの、前向きな言葉が続いていくはずなのです。
そうすることで、取り組むべき事に対して、
積極的な行動を取っていく事ができます。
このように、自分自身が前向きな言葉を発することで、
自然と自分自身のモチベーションが上がります。
そのモチベーションが仕事に反映されたり、
プライベートでの人間関係に反映されたりすることで、
より良い生活を送っていく事ができるのです。
前向きに、生き生きとしている姿は、
周囲には輝いているように映ります。
そういった周囲からの評価はおのずと
あなたに自信をつけさせ、
そして成長する上での糧となっていくでしょう。
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