稼ぐことの妨げのため成長・成功できない人のプライド
稼ぐことの妨げとなっているプライド。
成長・成功できない人のプライドについて
説明します。
成長するために、そして成功を得るために、
欠かせないことはいくつもあります。
その中で特に大事なのが、人の意見を聞く、
ということです。
自分では、自分のフィルターを通してしまえば、
物事が見えませんから。
信念があるから…
人はそれぞれ、自分の意見、自分の考えを持っています。
それを「信念」と言います。
信念を持つのは、とても大切なことです。
だけど、その信念は、ある意味「フィルター」なんですね。
その信念から外れていることには、
目を向けない、耳を貸さない。
でもその信念の外側に、新しい発想、新しい答えが
潜んでいることも多いんです。
信念をもって頑張ってきたけど、うまくいかなかった、
という人なら尚更。
その信念だけでは、もう通用しなくなってきた
ということなんですから。
見えているものは違う
自分と他人とは、見えているものが違います。
たとえば、細長く見えるペットボトルも、
底のほうから見れば丸い形です。
キャップのほうから見れば小さく細い丸。
ある人は飲み物を入れる容器だと思い、
ある人はただのプラスチックだと思う。
見え方も、意味付けや役割の与え方も全く違います。
なのに「あれは細長いプラスチックだ」と決めつけて、
他の見え方を否定してしまったのでは、
様々な可能性を無駄にしてしまうことになります。
ビジネスをはじめ、物事がうまくいかなくなっている人は、
だいたいこのような状態に陥っているのです。
ではなぜ、そんなふうに頑固になってしまうのでしょうか?
年齢や立場は関係ない
多くの場合、それは余分なプライドのせいです。
よくあるのが、先輩・後輩の関係。
自分のほうが他人より長い期間その会社にいる、とか。
あるいは、単純に自分のほうが歳上だ、
というような考え方もあります。
昔から、日本の社会は年功序列型でした。
最近では少しずつ薄れてきているとはいえ、
やはりまだまだ年功序列です。
そして一日でも長くいたほうが先輩になります。
わかりやすい例が、芸能界ですよね。
特に関西のお笑い芸人の場合。
一日でも早く入ったら、
「兄さん」「姉さん」と呼ばなければならず、
先輩の言うことには絶対服従です。
もちろん、入門したての者が、
その社会のルールや仕事を学ぶ上で、
礼儀というものは大切になります。
しかし、能力や才能というものは全く別の話です。
芸人さんにもよくいるでしょう?
みんなに先輩とか師匠とか呼ばれて偉そうにしているけど、
全然面白くない、後輩の若手のほうが何倍も面白く、
活躍している、とか。
やはり活躍している人には、しているだけの理由があるはずです。
たとえ後輩や年下であっても、そういう人達から学ぶべきところは
いっぱいあるはずだと思います。
これは他のビジネスでも同じ。
若い人だろうが、自分が育てた後輩だろうが、
その人には自分にない何かがあるのです。
そこを謙虚に吸収できるかどうか、
それが成長・成功できる人と、
いつまでも出来ない人との違いです。
稼ぎたいと思っていても
プライドが邪魔していないでしょうか?
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