主婦が在宅で仕事をする上で与え合う人間関係づくりの法則

在宅で仕事をしている主婦でも人間関係は重要です。

日本人の昔からある美徳として、
「遠慮」というものがあります。
それは日本人ならではの美しい心遣い、
気遣いであり、大切なものであると思います。

落ち込む

しかし一方では、その遠慮のせいで、
大事なものを逃してしまったり、
時には相手に不快な思いをさせてしまったりすることもあるんです。

 

気をつけたいですね。

 

受け取ることの大切さ

たとえば「つまらないものですが」と
差し出された贈り物に対して、

「いえいえ、とんでもございません。
そんなにお気遣い頂かなくてもけっこうでございます。」

 

などと言って、
一旦は断ることが当たり前になっていますよね。

 

差し出す側も、一旦は断られる、
遠慮するだろうなというふうに想定しているかもしれません。

 

そしてお約束のように、

「いえいえ、けっこうでございます」
「いや、そう仰らずに、ほんの気持ですから」
「ええ、そうですか、そこまで仰るのなら…」

なんていうやりとりを展開しているわけです。

 

外国の人から見れば、よくわからない習慣なんでしょうね。

だけど、ものを贈るということは、
本当は受け取って欲しくて贈るわけですよね。
これを本気で断られてしまったら、
やっぱりショックなはずです。

 

こういう時は、喜んでもらってくれたほうが、
贈った側も嬉しいはずです。

「うわーっ!こんな素敵なもの頂けるんですか?
本当に嬉しいなぁ、欲しかったんですよ!大事にします、ありがとう!!」

なんて、大喜びして受け取ってもらえたら、
贈ったほうも嬉しいですよね。

 

後日、その贈りものを手にして満面の笑みで
映っている写真なんかを送ってもらえたら、
より贈った側の人も幸せな気持になるでしょう。

 

受け取りながら、与えている

このように、ものを贈るということは、
実は受け取った人だけが得をするわけじゃないんです。

 

喜んで受け取ることで、
贈った人を幸せな気分にしてあげることができるんです。
つまり、どちらも喜びを受け取っている、ということです。

 

これは、ものに限りませんよね。

 

たとえば、電車で席を譲ってあげた時。
譲られたおばあちゃんが、

「人を年寄り扱いしおって!」
とか言って断ってきたら、ショックですよね。

「ありがとう、疲れていたんだよ、ほんと嬉しいねえ!」

と嬉しそうに座ってくれたら、
譲ったほうも幸せになるじゃないですか。

 

そればかりではありません。

 

会社で仕事を教えるのだって、
学校や塾で勉強を教えるのだって、
お店でサービスを提供するのだって、
どっちか一方だけが提供しているわけではないのです、本当は。

 

上司に仕事を教わって、
いい仕事ができるようになるということは、
上司へのプレゼントでもあるのです。
勉強を教わって立派な人間になるのも、
お店でサービスを受けて楽しい時を過ごすのも、
提供する側へのプレゼントです。

 

そうやって、人と人との関係は成り立っているんじゃないでしょうか?

人間関係を豊かにする感謝のしくみ

つまり人との関係を良好にしていくコツは、
「喜んで受け取る」ということです。

感謝する、ということでもあります。

 

感謝という事はつまり、
「ありがとう」と言うことでもありますす。
「悪いね」とか「申し訳ないね」ではなくて。

「申し訳ないから」「悪いから」というのは、どちらかというと断る言葉。
そうじゃなくて、どんどん受け取りましょう。

 

「喜んで、いただきます、ありがとう」

そうすることで、たくさんのものを受け取る事ができるのと同時に、
相手にたくさんのものを与えているんです。

 

主婦やサラリーマン、どんな立場の人でも言えることです。



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