これからの時代は「起業マインド」を身に付けるべき
出世の近道にはどのようなマインドが求められるのでしょうか。
ひとえにマインドといってもどのような種類があって、
何が必要なのか不明確なものです。
ここではいち早く出世を成し遂げる意識の持ち方を取り上げます。
そこで成功や出世を今以上に早めるマインドを紹介します
「労働マインド」と「起業マインド」のちがい
「労働マインド」「起業マインド」というのを
ご存知でしょうか。
まず「労働マインド」についてですが、
これは子供のころから学校での義務教育や、
社会人になってからの起業教育で既に身についています。
改めて何か新しいことを学ぶということもありません。
「労働マインド」とは労働時間を時給で置き換えるとわかりやすいです。
つまり自身の時間を切り売りして、
その切り売りをした時間の対価として金銭を受け取るのです。
これが「労働マインド」です。
一般的な感覚で、
社会経験を積んでいけば自然に身につく考えてもあります。
一方「起業マインド」は一般的な教育では身につきません。
自ら率先して行動して勉強しなければいけません。
重要なのはこれからの時代に求められるのは、
この「起業マインド」だとおもいます。
こういった意識は自然と湧き上がるものではなく、
自らきっかけを与えて意識していかないといけません。
この「起業マインド」は「労働マインド」と比較して
時間で稼ぐという概念がありません。
何らかの価値を相手に与えて、
その対価で金銭をもらうということです。
「労働マインド」では時間を切り売りして稼ぐのですが、
そうなると自分で使える時間はなくなり、
稼げる上限も決まってしまいます。
何よりも時間というのは有限です。
逆に「起業マインド」は相手にとって
価値のあるものを提供すれば、
それにかけた時間に関わらず対価を得ることができます。
やり方次第では、
早々に成果を上げれば自ずと
自分の時間が増えていきます。
また手に入れられる報酬も大きなものとなるでしょう。
「起業マインド」を十分に理解していくことによって、
大きなメリットが十分望めるのです。
その時間に価値はあるか
しかし「起業マインド」にはデメリットもあります。
先に述べたように成果を上げるためにいくら時間をかけたとしても、
そのやったことに相手のクライアントが満足しなければ
対価は得られません。
例えば何日も徹夜して書いた企画書でも、
その企画が相手が納得のいくものでないとしたら、
企画書を作成するためにかけた時間はまさに
無駄となってしまいます。
まさに骨折り損のくたびれ儲けとはこのことです。
ここで勘違いしないでほしいのですが、
何日も徹夜したのだから
報酬をくださいというのは違います。
ここが両者の考え方の違いの根底になります。
5分で書いた企画書でも、
価値のある企画書ならクライアントからは
喜んで報酬をいただけるのです。
何日も時間をかけたとかたった5分とか、
時間の多い少ないではなくその企画の中身です。
重要なのは企画書という形で価値を受け取る側にしてみれば、
時間をどれほどかけたかというのは問題ではありません。
たくさん時間をかけたから、よい企画なのでしょうか。
違いますね。
あくまでその企画が価値があるのかどうかを
判断されるのです。
「起業マインド」でこれからの時代を生き抜いていく
「起業マインド」というと言葉通り
起業をしないサラリーマンには関係ないと
思われるかもしれません。
しかしサラリーマンが「起業マインド」を身に着けたら
圧倒的な結果を出して出世できるかもしれません。
社会では多くの人が「労働マインド」で働いています。
労働を時給で換算しているので、結果にこだわりません。
頑張ろうが、頑張らなかろうが働いた分しか対価をもらえません。
その分、自分で自由に使える時間は少ないかもしれません。
残業をして、労働時間を延ばして無駄に時間を過ごし、
少しでも給料を多くもらおうとする人もいるでしょう。
他方「起業マインド」の人は結果を出すことを常に優先します。
そのため会社にとっていま必要なこと、
改善策や新しい事案を提案し実行するのです。
いま置かれている状況に満足することなく、
次のステップを考えています。
会社としてはそのような意志を持った行動力のある社員こそ重宝され、
社内での評価もたかまり出世の近道となります。
価値で対価をもらう「起業マインド」を身に着けていれば、
仕事に対する姿勢も変わってきます。
そういった仕事に対する姿勢が変わることで、
結果も当然のように結びついてくるでしょう。
サラリーマン、起業家かどうかでなく、
結果を求めようとする努力、
意識はこれからの時代に必要な能力です。
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