「OHIOの原則」って知っていますか?

「OHIOの原則」って知っていますか?

ほとんどの方は、アメリカ合衆国の州のオハイオの事です。

とお答えになるかと思います。

今回のオハイオというのは、英単語の頭文字をとって
作った言葉で「OHIO:オハイオ」という文字になります。

悩む

今日は、OHIOという事について、少し考えてみましょう。

OHIO

OHIOは、次のような英文の頭文字です。
Only
Handle
It
Once

これはOHIOの原則と呼ばれているもので、
これの意味は、
「その場で処理をする」、「一つずつ片付けてゆく」
という意味になります。

単純な仕事や優先順位の低い仕事は、その場で処理をしてしまい、
後に残さないようにすること。
そうしないと、この類の仕事がどんどん溜まってしまい、
結果的には遣り残しの仕事が増えて、
結果的に能率が落ちてしまうという原則なのです。

具体的な例として、明日の出張の打ち合わせ資料の作成をしている時に、
上司からの簡単な仕事、例えば取引先との明日の面談時間の再確認や、
宿泊のホテルの予約を頼まれた場合、
どうしても資料作成を優先してしまうかと思います。

その結果、打ち合わせ資料の作成に時間を取られ、気が付いた時には
夜になっていて、面談相手が退社していたり、
ホテルの予約が取れなかったりする
可能性が大いにあります。
これは翌日の出張に関して大きな失敗といえるものです。

急ぎの仕事は忙しい人に

日本には昔から、
「急ぎの仕事は忙しい人に頼め」という言葉がありますが、
聞いたことがあるかと思います。

これもOHIOの原則と同じ事を言っているのですが、
忙しい人ほど常日頃から
雑務的な仕事はさっさと片付けて、
自分の仕事の時間を作っています。

ですので、簡単な雑務的な仕事を頼めば、
直ぐに片付けてくれるのです。

影響度?

会社で指示された仕事で、時間的な優先順位は簡単にわかりますが、
内容的な優先順位になると非常に判断が難しい場合が多いかと思います。
というのも内容的判断基準には、重要度と影響度というものもあり、
とても複雑なものなのです。

影響度とは、簡単な作業でも、もしそれがなされていなければ会社にとって
大きな影響を与えるようなものです。
例えば、会議資料のコピーを頼まれたのに、会議に間に合わなかったという場合、
単にコピーをするという簡単な事なのですが、会社にとって大きな影響を与えます。

この影響度というのは、いろいろな要素によって変わって行きますので、なかなか
判断が付きません。

ですので、あなたにとって雑務と思えるような仕事でもおろそかにしないで、
確実に処理をして下さい。

これからは、簡単に出来る仕事や雑務的な作業と思わずに、OHIOの原則を
思い出して、テキパキと仕事を片付けて下さい。

このような心がけで仕事をしていると、
例えば、あなたが会社員であれば、
社内の評価も自ずと上がっていくものです。

在宅で仕事をしている主婦でも
同じことが言えます。

是非、実践してみてください。



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