役立つ正しいのメモの取り方

同じ時間を使って同じ講師の人から授業や講義を受けても、
ノートの取り方一つでよく理解できたり、まったく理解できなかったり
することがあります。


実は、基本なことができていれば、教えてもらった内容がよく理解でき、
後で読み返した時にも役に立つノートが取れるのです。

 

聞く姿勢が重要

先生の話したことだけをそのままノートに取るだけで、
覚えた気になり、それで満足してしまう人がいます。

 

そういう人は、小学生みたいに言ったことそのまま書いているだけです。

また、先生が黒板に板書をしないと、何もせずメモも取らない人もいます。

 

先生の話を元に、自分で物事を理解するために考えて学ぶことをせずに、
ただ待っているだけの受け身な態度になっています。

話をそのまま「暗記する」ことと、考えて「気づく」ことは全く違います。

 

先生の話すことをすべて暗記することは難しいだけでなく、
話した言葉のみを覚えることは内容を理解することにはつながらないため、
教わったことが一つも身につかないまま、あっという間に時は過ぎ、
気づいたときには70、80歳の老人になってしまいます。

 

そんな人は先生の話も聞かず、自分から聞かなくても

「この発表のポイントはここです」
「ここが良くなかった点です」
「こういうところに注意しましょう」

というように、待っていれば先生が教えてくれると思っています。

 

それなので、自分で重要な点に気づいたり考えたりするような聞き方をせずに、
先生が何か言ってくれるはず、自分が分かるように説明してくれるはずと、常に受け身の態度をしています。

 

まず、教わったことをよく理解するための大前提として、先生の話を聞く姿勢が大事です。
つまり、話の要点を自ら考え、ポイントを理解しながら積極的に聞く態度を取ることが重要です。

 

丸写しはダメ

先生が書いたものを丸写しするだけで十分だと思っている人もいます。
書かれたことだけノートに取り、それ以外は書かないのです。
こういう人は、頭を使わず文字をそのままノートに写す作業をしているだけです。

 

テストされるわけではないけど、何のためにわざわざノートに書くのか?
なぜ耳で聞くだけでなく手を動かして先生の話を記録するのか?

 

つまり、ただ暗記するだけではなくノートを取ることで、
先生の話すことから要点を自分で整理して考えて理解しやすくするのです。

 

できる人との違いはこの点にあります。
自分から先生の話を理解し、身に着けるために積極的な人と、
ただ書かれたことを、ロボットのように写すだけの人では全く違います。

 

それに自分で気づいたことや考えたことを追加して書くことで、
さらに理解が深まり、後でノート見直すときに役立ちます。

 

まとめ方の基本

それでは、先生が話したり書いたりしたものをどのようにノートに取るか、
まとめ方のポイントを見ていきましょう。

 

先程も書いたように、先生が話すことや板書したものを丸写しするは作業をしているだけで、
頭を使っていないため後で役立ちません。

 

あとから読み返して分かるように、整理しながらまとめていくのがポイントです。

人は授業で聞いて記憶したと思ったことでも、少し時間が経つとその大半を忘れてしまっています。

 

例えば、板書を左側に書き、その右側に先生が話した重要な要点やキーワードを書いていくという
やり方をすれば、ノートが整理され読み返したときにも分かりやすくなります。

 

また、先生が板書をしなくて話だけで授業を進めた場合は、話の重要なキーワードをノートに書き、
授業が終わったあとに、そのキーワードについて調べたことをキーワードの横に書き込んでいけば、
授業の復習もでき、話された内容を繰り返し思い出すことで、記憶に定着させるのにも役立ちます。



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