常識に囚われないことで世界は変える
―――私、人見知りなんで…
控えめな日本人の多くは、自分を“人見知り”と自覚しています。
でも、知っていましたか?
人間ってほとんどの人は人見知りなんですよ。
人見知りは、
「初めて会う人とのコミュニケーションに苦手意識があること」と
定義できると思うのですが、この定義にそって考えると、
初めて会う人間とのコミュニケーションが得意な人は存在しません。
では、いわゆる人見知りの人と、
一般的に人見知りじゃない人と判断される人には
どのような違いがあるのでしょうか。
人見知りする人、しない人
人見知りする人、人見知りしない人の決定的な違いは、
「経験」と「自覚」です。
人見知りをする人というのは、
自分自身を“人見知りをする性格である”と、自覚し、
初対面の人と会う度に、“人見知りである自分”による
経験が積み重ねられていきます。
つまり、これまでの人生で人見知りの経験が
たくさん蓄えられてきたわけです。
一方、人見知りをしない人は、初対面の人と会う際に、
自分が人見知りかどうかということは一切自覚しません。
それよりもむしろ、
相手との出会いから得られる経験を強く自覚します。
話をまとめると…
人見知りをする人は初対面の人と会う度に、
「人見知りな自分」や「コミュニケーションに対する苦手意識」
を自覚し、ネガティブな経験を積み重ねるのに対し、
人見知りしない人は初対面の人と会う度に、
「出会いの楽しさ」や「自分の世界が広がる感覚」
を自覚し、ポジティブな経験をしていくことになります。
そうです。
なにを自覚するか、で
なにを経験するか、が大きく変わるのです。
ここの差が、
人見知りする人と人見知りしない人の大きな差なのです!!
経験という名の常識に囚われない!!
冒頭でも伝えたとおり、この世に人見知りしない人、
つまり、初対面の人とのコミュニケーションが得意な人間なんていません。
しかし、ほんのちょっとの自覚の違いが、
自分の経験を変え、人々はその経験によって
自分オリジナルの“常識”を作り上げてしまいます。
人見知りの話もまさに同じです。
自分は人見知りする性格である。
自分はコミュニケーションが苦手だ。
という、自分オリジナルの常識が、
今の自分の可能性を制限させてしまっているのです。
一度、自分の中の常識を疑ってみることをおすすめします。
「自分って、自分が思ってるほど人見知りなのかなぁ」ってね。
すると、あなたの世界は、あなたの想像以上に
広いものなのだと気づくことができるはずです。
あなたの中の常識が変われば、
自分の新たな可能性が見えてきて、
あなたの世界はもっと色鮮やかになるはずです。
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