同情話で気を付けること

何か理不尽なことがあったときや、自分の味方がほしいとき、
私たちはどうしても他人に同情してほしいと思ってしまいます。

慰める

しかしながら、その類の話を持ちかける際、
気を付けなければならない点がたくさんあるのです。

 

同情話をする人に共通すること

自分に同情してもらいたいという気持ちから、
ビジネス上で人に不幸話や悲しい体験を話す人たちには、
ある共通点があります。

 

それは、「気づいたらみんな一人ぼっち」ということです。

 

冷静に考えればわかることですが、
同情を誘いたいときの話題は常にマイナスなこと、
また話し手にしか関係のない話題であることがほとんどで、
人に話すことでコミュニケーションを深めたりするなどの
メリットはそこには一切期待できないため、
残念ながら当然のこととも思えますね。

 

プライベートと会社では話題を分ける

もしも、あなたがどうしても自分の気持ちをそのまま誰かに伝えたい、
同情してほしいと感じた場合は、プライベートでかかわりのある友人や、
ご家族に話しましょう。

 

彼らは少なくともあなたについてよくわかってくれているでしょうし、
あなたがどんなことに悩みそうかもある程度想像できるかもしれません。

 

そのため、話を真剣に聞いてくれて同情してくれる
可能性は高いと思われます。
相談センターやカウンセラーも、仕事としてですが、
あなたの話を心から理解してくれようとするでしょう。

 

しかし、それと全く同じことをビジネス上で行っても
誰にも通用しません。
仕事での会話というものは、
あくまでも仕事に利益を生むものでなければ意味がありません。

 

社内では多くの人がそのような意識をもっているため、
個々人の勝手な考えに共感するという選択肢はないのです。
このように、話題は時と場所を考えて話すということが
とても大切になってくるのです。

 

ビジネスで話してプラスにつながるもの

個人の話題がすべてビジネス上ではNGなのかというと、
そうではありません。
たとえば、自分の成功談や家族のほんわかするような話題は、
聞き手の心をあたたかくします。

 

場合によっては、相手を元気づけたり、
励ましたりすることができることだってあるのです。

 

ネガティブな同情話になってしまうようでしたら、
その話は避けるのが最良ですが、
自分にとってプラスに感じたことは、
会社で共有してもプラスにつながることがあるのです。

 

そのことを意識して、会社でコミュニケーションをとるだけでも、
相手との距離が縮まり、うまくいけば、
キャリアアップにもつながると思います。



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